【質問】

聖書を見ると、聖霊がイエスに臨まれた場面が出て来ます。それならば、イエスは聖霊を受けることによって初めて神の御子となったのでしょうか?

 

聖楽宣教センターの回答です。

イエスが聖霊を受けられる前には人々はその方をただのナザレ人、大工の息子としてだけ見ていました。そのときにはその方が神の御子でおられることを証明する者は誰もいませんでした。しかし、聖霊がイエスの中に臨まれたのちにはイエスが神の御子でおられることを聖霊が証ししはじめました。
このときからイエスの公的な生活がはじまりました。イエスは神の御子でおられましたが、聖霊が臨まれてその方を現わす前には誰もその方が神の御子でおられるという事実を知ることができませんでした。その方が神の御子でおられるという事実とその方が神の働きをするために来られたという事実が現われはじめたのは聖霊がその方に臨まれたのちのことでした。
イエスは「わたしが天から下って来たのは、自分のこころを行うためではなく、わたしを遣わした方のみこころを行うためです。わたしを遣わした方のみこころは、わたしに与えてくださったすべての者を、わたしがひとりも失うことなく、ひとりひとりを終わりの日によみがえらせることです。」といわれました(ヨハネ6:38~39)。そして、「わたしは、自分から話したのではありません。わたしを遣わした父ご自身が、わたしが何を言い、何を話すべきかをお命じになりました。わたしは、父の命令が永遠のいのちであることを知っています。それゆえ、わたしが話していることは、父がわたしに言われたとおりを、そのままに話しているのです。」といわれました(ヨハネ12:49~50)。イエスが肉体として来られ、迫害と苦難を受けられ、十字架で死なれ、よみがえられたのは神の御心通りになされたことです。それで、その方は「私を見た者が父を見たのです。私が行ったことによって私を信じなさい。」といわれました(ヨハネ14:8~12)。神の御心通りになされたイエスの働きは聖霊によるものでした。もう一度言うと、聖霊がイエスに臨まれたことによってイエスの公的な働きがはじまったのです。

(金箕東キムキドン 著 『聖霊を知ろう』「11. イエスと聖霊 」より)